スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
動噴修理 後編

約2カ月程前に取り掛かったはずの動噴修理、ようやく終了させました。これ程まで時間が掛かったのには理由がありまして・・・

今回修理するのは動噴のポンプ部分。凍結によりポンプのケーシングが破裂してしまったのが原因なので、その部分の部品は全て交換します。 割れてしまったケーシングにメカニカルシールASSY、取り付けに必要となるOリング類です。

ポンプケーシングにOリングとメカニカルシールを取り付けたところで少し気づいた事がありました。写真のポンプケーシングと言う部品には、タンクから薬液が出入りするニップルを取り付けるのですが、今回届いた部品の中にはこのニップルの部分に取り付けるOリングが含まれていませんでした。ポンプ部分をASSY注文したつもりでしたが、ない事には仕方ありません。

水道補修用のシールテープを代用してニップルを取り付けたのですが、これが大きな間違いでした・・・
一通り部品を組み付けて試運転する事にします。薬液のタンクに水を入れてエンジンを始動したところで異常に気付きました。 今組み立てたばかりの部品から水漏れが起きてます・・・・
「部品でも組み間違えたかと」確認していると、漏れてくるのは先程シールテープで取り付けたニップル付近です。 エンジン回転を上げると、それこそ「クジラの潮吹き」のように水がふきだします。 やってしまいました・・・ Oリングがない為シールテープ処理した部品の組み付けは、元々プラスチック製のポンプケーシングには負担が大きかったようで、あっけなくヒビが入ってしまったようです。
それなりに圧がかかる部分なので、液体シール処理ではごまかせません。自分の浅はかさにグッタリしていると、横に置いた携帯電話が鳴っているようです。 電話は「JA農機センター」・・・内容は「先日お渡しした部品に洩れがありまして、200円程度のゴムのリングなんですけど後日取りにきてもらえますか?」・・・ ・・・
「もう結構です・・・」そのゴムのリングのせいで、現在水が漏れてんだよ・・・
いずれにしても割れてしまった部品は諦めです。改めて再注文する事にしますが、同じ部品を同じところに注文するのも気がひけるので、今回は取扱いのある別の場所にお願いする事にしました。 メーカーのホームページから部品について問い合わせると、「この機種に関してはすでに10年以上も前に部品の供給がストップしています。メーカー直販はできませんが、部番を連絡いただければ在庫の確認は可能です」との丁寧な返事をいただきました。

少々高くつきましたが、再注文した部品も届いたので、気を取り直して修理再開します。



Oリングやシール類を組み付けて

今回はニップルのoリングも忘れずに注文

丁寧に組み付けました。

ケーシングに蓋をつけて・・・

タンクに水を入れて試運転します。

ノズルから水は問題なく散布されます。

さて、問題のポンプ部分に漏れは・・・?

無いようです!!

小型機械の修理は手軽にできて、何より復活させる事が非常に楽しいものですが、このような使い道のないガラクタも非常に増えます・・・
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
« 我が家のボイラー l ホーム l 刈払機修理の依頼② »