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エンジンチェンソー 「リョービ ES-3235」 2・・・の前に

前回から始まった「リョービ・エンジンチェンソー」の修理、日記で紹介するにはあまりにも見苦しい姿でしたので、本日は少々清掃してやる事にしました。 とは言っても、「チェンソー」と言うその道具の特性上汚れていて当然な物なのだと私は思います。ピカピカに磨いても1回使用すれば当然「油」や「木屑」まみれになるのでしょうから、清掃とは言ってもコンプレッサーである程度汚れを飛ばしてやる程度です。
朝から鼻歌まじりでエアーを吹きかけていたところ、何やら背中の方から「焦げくさい」匂いが漂ってきました。そういえば先ほどからコンプレッサーの回転音にも少々違和感があるような・・・
ふと振り返って機械に目をやると、コンプレッサーは白い煙に覆われていました! これは穏やかじゃありません。
あわててスイッチを切ると白い煙は治まりましたが、その後何度スイッチを入・切させるも、機械のモーターは唸るだけで回転しません(泣)
「分かったぞ、機械の過負荷を察知して本体のブレーカーが作動しているな・・・」解除スイッチを押してみました。違うようです(大泣)
こりゃチェンソーどころの騒ぎでもなくなってしまったので

見たことがある人も多いでしょう。某オークション等でよく売られている輸入物激安コンプレッサーです。3年程前に購入したのですが、その使用頻度から言えばまあもった方でしょうか?
とりあえずカバーを外して一通りチェックしてみたところ、原因は意外と早くに見つかりました。

画像のこのあたり・・・分かりづらいでしょうか? 部品取り外してみますね

取り外しの為配線をバラします。しかしながらこの結線のあり方・・・「かの国」クオリティーと言ったところでしょうか? ナットで止まってましたが、工具を使用するまでもなく、手で回ってしまいました。 機械の始動スイッチを押しても、唸るだけでなかなかモーターが始動しない事がたまにありましたが、原因はこれかもしれません。

さて、今回の故障原因であると予想される部品が外れました。 モーター起動用コンデンサです。 パンクしてしまっているのが確認できます。

ははは・・・初めて見ましたけどすごいですね(笑)

おそらく十中八九「コンデンサ」のパンクが故障原因なのでしょうが、一応外の部分も確認してみる事にしました。
スイッチや配線系統は異常なし・・・

モーター部分も分解します。

ベアリングに固着はありませんし

コイルが焼けた様子もなければ導通の確認もできました。

簡易的ではありますが、確認結果他の部分に不具合と言った不具合も見つからないようです。どうやらはれつした「コンデンサ」のみ交換すれば、おそらく復活するように思います。 しかしながら、こう言った激安輸入物機械の補修部品がはたして入手できるのかどうかは疑問です。
試しに故障した部品に記された番号を頼りにインターネットで検索してはみるも、やはりヒットするのはおかしく翻訳された「かの国」のサイトばかりでした。 つきつめて調べれば、国内で入手できる同様のコンデンサを流用する事も可能なのかもしれませんが、このサイズの部品となりますと価格もやはりそれなりのようですし、コンデンサには「極性」も含め色々と難しい問題があるようですので、電子部品に知識のない私にはこれ以上無理だと判断しました。 たった一つの部品の為に、復活も可能であろう機械をあきらめてしまうのは少々悔しい気もしますが、これが激安工具と言う物なのかもしれません。

今後使用価値があるであろう部品を取り外し
残りは粗大ごみ置き場行きとなってしまいました・・・。
しかし、DIYを趣味とする人が一度でもエアーコンプレッサーを所有してしまった場合、今後それが使用できない生活など想像できるはずもありません。
それは、夏日の猛暑に「昔はエアコンなんてなかった!」と現代人に言う事と同じ・・・速攻コンビニATMで現金を引き落とし、地元のホームセンターへ向かったのは言うまでもありません(笑)
さて、ホームセンターの工具売り場に展示されていたコンプレッサーは2種類(少な!)・・・
タンク容量は2台とも同じ位なようです。「店員おすすめ!」の札がかけられた機械の方は¥20,000でおつりがくるようなお値段でしたが、聞けば馬力が0.5馬力とのこと・・・ついさっきまで激安ものとはいえど2馬力の機械を使用していた私には少々不満も残ります。ただ家庭用と考えればこれで十分なような気もしますし、メンテフリーな「オイルレス」仕様と言うのにも魅力は感じます。
もう1台は倍速モーター付きの2馬力コンプレッサー。オイルレスではありませんが「大は小をかねる」と言う意味でもそのスペックはかなり魅力的です。 ただお値段は倍以上の様子・・・。
「壊れた場合のアフター部品」について店員に聞いてみると、取り寄せ可能との返事。少々悩みもしましたが、お高い方の機械を購入する事にしました。
インターネットを利用して、最近では便利な工具も手頃に購入できるようにもなりました。少し前には手に入れることなど想像もできなかった工具が家庭で気軽に使用できるのです。そして、買い物をする以上非常にきになるのがそのお値段・・・今回は一つの教訓を胸に買い物させていただきました(笑)

今回入手した機械は「藤原産業」と言う会社の物のようです。そのスペックはあくまで家庭用の域を出ませんが、私にはこれで十分です。 新たな機械を購入した際には「取扱説明書」に目を通す事が基本中の基本なのですが

中には部品の番号が確認できる「部品図」の記載もありました。新品の機械を購入した訳ですから、当然アフター保障もついていますので、すぐにはこの部品図が必要と言う訳でもありませんが、定期的に交換する消耗部品の注文はこれでスームーズにできると思います。
安い機械が悪いともおもいませんが、そのアフターにだけは気を付けてこれからは買い物をしよう・・・手をかけて手入れした道具ほど、愛着が湧いてくるものですから(笑)
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